2 07, 2006

ネット通販でのトラブル

ネタがないので、ネット通販であった過去のトラブルでも

一時期ネット通販で一世を風靡した、「スチームクリーナー」。アメリカの某大手メーカーのブレイクを契機に、その商品の真似をしたものが多数出てきた。ネット激安店でもその真似品が”大手の本物”の半額以下で買えるようになってきた。常々、風呂場の鏡の水垢が気になっていた私はその真似品を買って、お掃除することにしてみた。
まもなくして商品が到着し、早速開封してみると、MADE IN C****らしく、怪しい説明書に、もろい梱包材。「いかにも!」って感じの商品だった。
早速、電源を入れて、お風呂の鏡にスチームをあててみる。一瞬、落ちてるかなと思ったが、まったく効果なく、何度もスチームをあててみた。作業にして10分くらいだったかなぁ〜。「なんだ、全然落ちないや、やっぱだめかぁ」と諦め、風呂場を出ようとした瞬間、
「ビシッ」
と聞いたこともないような、破壊音が風呂場に響き渡った。「えっ、えっ、何、何!?」と慌てふためいて、あたりを見回すとさっきスチームをあてていた鏡が、中央から真っ二つに割れていた。幸い、破片は飛び散らなかったので怪我はしなかったが、一歩間違えば大怪我だ。
俺の落ち度なのか?と、説明書を読み返すが、窓を掃除する挿絵が入っているが、鏡に使用しては駄目とは記載されていない。
そこで、大手メーカーのサイトから”本物”の取説をダウンロードしてみた。
鏡などの薄いガラスには使用しないでください。
と記載されているではないか!早速、購入元へ電話してみた。
「御社の製品を使用していて鏡が割れたんですが」
「弊社では窓が割れたなどの報告は受けておりません。お客様の使い方が悪いのでは?」
カッチーンと来た。ガラスに熱を加えると割れることくらいは知ってるわい!お前ら自分の否をはなから認めないつもりだな!とハラワタ煮えくり返ったが、今日のところは紳士的に電話を切った。
数日後、市内にある消費者相談センターに連絡してみた。
「…と、言うわけなのですが」
担当者曰く、やはり、他社製品には記載されている例もあるのに、その製品に記載がされていないのはやはりメーカーの落ち度だということ。
会社の組合で紹介してくれた弁護士にも相談してみたが、やはり同様な意見をいただいた。
自信を持って、また、販売元に電話してみた。
「やはり、御社の取説に記載が無いのがいけないのでは?」
「ですから、弊社では他のお客様からそのようなクレームはございません。お客様の使用状況が…」
「消費者相談センターと弁護士さんに意見を聞いてみたのですが、やはり、記載が無いのはまずいとのことでしたが」
「しばらく、お待ちください。」電話の人がなにやら電話の向こうで相談しているようである。
数分後…
「保険会社の方へ連絡いただけますか?」
早っ!消費者相談センターの名前出しただけで、態度変えやがった。駄目押しは弁護士か!

お風呂場の鏡代占めて65000円也。

全額、保険で処理いたしました<(_ _)>商品も返品に応じててくれましたとさ。めでたしめでたし

でもね、上のようなやり取り、端折りましたが、4回繰り返しましたから(笑)

投稿者 yoshi^2 : 2006年02月07日 13:08

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